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EUの報告書によると、
デンマークに住むソマリア人の3人に1人は何らかの差別を経験していて、
チェコに住むロマ人、フィンランドに住むソマリア人などとならんで憎悪犯罪が多いそうです。


肌の色が国内では目立つ存在である彼らは、
通りすがりに罵声を浴びせられるといった言葉による暴力を大半の人が経験しており、
なかにはブルカを盗まれる等の暴力を振るわれる人もいます。

ソマリア人に対する攻撃の約20%が警察にも届けられていない現状があり、
その他のものも含めた憎悪犯罪対策が必要とされています。


保守的な主張をする国民党の人気が衰えを見せないデンマークですが、
厳しい移民政策の影響が出ているのかもしれません。


そのブルカに関連してスウェーデンではこんな話が。

フランスでブルカ着用禁止の議論が高まりをみせていますが、
スウェーデンの首相Fredrik Reinfeldtは同国でブルカ着用禁止令を出すことはないとしました。


デンマークでも議会で審議され最終的には見送られた禁止令ですが、
スウェーデン国内の一部から提案された法案に対して、
Reinfeldt首相は基本的人権・信仰の自由といった点から同法には反対としました。



他国を見て自国を知る、こういう話題も如何でしょうか。