Baby, Baby Don't Cry

泣き声はこだまする。


何故赤ん坊は泣くのでしょうか?息子が幼稚園に行きたくないと言ったら?
それは親にとっては悩ましい問題です。
ノルウェーの調査では子どもが産まれて初めて親になる72%の人は、
育児教育?(学校)を受けることを望んでいます。
これを受けてノルウェーの各自治体では、
育児に悩みを抱える親のための育児講座を開くことを決めました。


デンマークではどうでしょうか。
「これは良い考えです。デンマークでは子どもの誕生時のサポートは手厚いですが、
こどもが大きくなり問題を抱えたときのそれは十分ではありません」
Mødrehjælpenの社長は言います。
「時に過酷ともいえる育児に上手く対処できたなら、
社会問題にもそういった対応が出来ることでしょう。
そのために国としてもっと育児に対して一貫した取り組みが為さることが理想です」


しかし育児の専門家はこの意見に慎重な姿勢を見せます。
その講座で示される方法がすべての子どもに該当するものではなく、
もし間違えた場合、その家族はさらに育児に迷うことになるでしょう。
そしてもうひとつの問題はお金です。
「良い親になりたいと思うことは素晴らしいことです。
しかし育児講座の顧客となって親として成長したとしても、
彼らでさえ子どもに何もしてあげられないことはいろいろあります。
私たちは親が自信を持って育児に取り組むことが重要だと思っています。
我々が言うことに依存すべきではありません」


正解はありません。
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EUとは結局何なんでしょうか?


Danske Bankがデンマークの通貨にユーロを導入するべきか調査したところ、
55%の人が反対、43%の人が賛成という結果になりました。
2000年の国民投票では53.1%が反対、賛成は46.9%という結果で導入が否決されましたが、
それ以降では最も反対票が多いとしています。


「ユーロ計画の失敗が大きく影響しています。
ギリシャの財政危機やそれに伴うEU経済やユーロ通貨の信用度が低下したことで、
クローネを維持する方が良いと判断する人が増えました」
とAarhus大学の金融専門家は答えます。
デンマーク政府としてはユーロ導入に賛成の姿勢でいます。
しかし導入するためには国民投票の実施が必要とされるため、
実際に運用される可能性は現時点では低いといえます。


アイスランドはどうなったのでしょう?