TATTOO

この桜吹雪が目に入らぬか。


TNS Gallup社の調査によるとデンマークの若者の8人に1人がタトゥーを入れていて、
43%の人が刺青を入れることを検討しているとのことです。
15〜25歳のうち13%が既にタトゥーを入れていることについてSyddansk大学の教授は
「タトゥーが消費感覚になった」と分析します。


例えばテレビ番組の司会者は「弟」という文字を身体に彫りましたが、
そのことについて彼女は弟への愛を示すためだと説明しています。
Roskilde Festivalのように肌の露出が増えればそれを目にする機会も増え、
肩や足にタトゥーを入れているを多く見かけます。


特定の図柄のタトゥーについては今でもサブカルのままです。
しかし今の若者はタトゥーをファッションや音楽と同じように扱っていて、
現代的な感覚で身体にそれを入れることを選択しています。
図柄の傾向としては個人的なものが大半を占め、
恋人や家族を失うといった悲しい出来事を契機に入れることが多いようです。


ただタトゥーによって健康面への悪影響が懸念されています。
若者の多くはプロではなく経験や知識に乏しいアマチュア入れ墨師に依頼するため、
プリンタのインクを代用するといった危険な行為も報告されています。
また針も十分な処理が行われないまま再利用され、
病気の感染を引き起こしている場合もあります。
プロの入れ墨師はこれらに十分注意するよう呼びかけています。


温泉施設とかの注意書きは既に時代遅れなのかも。