Doo Wop (That Thing)

労働と奉仕のあいだ。 sverigesradio.se


Landsorganisationen i Sverige(スウェーデン労働組合)の調査によると、
若者の多くがトライアル期間中無報酬で働いていることがわかりました。
今年に入り問い合わせの数は急増していて60%増とのことです。


スウェーデンでも無賃金労働は法律で禁止されていますが、
夏休み期間のホテルや飲食業では数日間の無賃金労働は慣例のようになっています。
組合はピザ屋で2週間無給で働いていた女性を見つけ店側に賃金を払うよう命じました。
しかしこうしたケースは少なく、
多くの若者は悪質な雇用元に騙されて無報酬で働くことを余儀なくされています。


組合の職員はこうした事の防止案として、
夏休みのような期間雇用に対しても契約を1日から保障すべきだとしています。
ただそれは失業率が9%を超えるこの国では難しいことだとも認めています。
「企業側が有利な労働市場では、
若者が仕事のために列をなしていることを彼らは知っています」


足下見ずに空を見よ。
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それは愛ではありません。


KRIPOS(ノルウェー国家警察)の報告によると、
家庭内暴力の被害に遭う女性の数が2006年から2009年の間で3倍に増え、
昨年1年間では2万人が被害を受けたようです。
家庭内暴力増加の背景にを金融危機の影響と見る専門家が多くいます。


資金面を男性に依存している女性、
特に移民系の人が被害に遭う機会が多いのが特徴です。
オスロの南東に位置するØstfoldでは、
救助された人の数は2006年には956人でしたが昨年は2739人となっています。


家庭内暴力は個人の問題という社会全体の意識を変える必要があります。
それがこの国の真の男女平等に繋がる」と担当者は言います。
「我々は家庭内暴力や殺人に関してもっと考える必要があります。
被害者にも落ち度があるという無責任な発想は止めるべきです」


非暴力への道は険しい。