抱きしめたい

音楽をどのように聴いていますか? berlingske.dk


デンマーク人はMadonnaSuedeよりもMedinaやRasmus Seebachを好むようです。
International Federation of the Phonographic Industry(IFPI)の報告によると、
昨年1年間デンマーク国内で購入された音楽のうち45.8%がデンマーク音楽で、
これは2000年と比較して50%の上昇を示しています。
昨年アルバム売り上げ上位10枚のうち8枚はデンマークのものでした。


デンマークのレコード会社は常に新しいアーティストの発掘をしていますし、
良いアーティストと一体となって良質な音楽を作るためには投資を惜しみません。
だから消費者はレコード会社と音楽家の2つに投資すべく音楽を購入しています」
と同社の社長は答えます。


昨年音楽の合計売上高は5億3500万DKK(75億円)、
うちデンマーク音楽の売り上げは2億4500万DKK(34億円)でした。
音楽総売上のピークだった2000年の11億5200万DKK(161億円)と比較すると寂しいですが、
彼は先行きについて楽観的な予測をしています。
「私たちはどこに居たとして各のパソコンや携帯電話を利用すれば、
音楽の世界へすぐにアクセスできる状態にあります。
この国に新たなデジタル音楽市場を築くのは今しかありません」


デジタル音楽市場は非常に緩やかな曲線で成長しています。
2009年の音楽総売上の23%を占めるまでに至りましたが、
市場自体も前年と比較しても23%しか成長しておらず、これからが勝負所といった感もあります。
IFPIは同じ調査で不思議な現象にも注目しています。
LPレコードの売り上げが2000年の4000枚から昨年は23000枚と急増している点です。


CDを買う機会がめっきり減っています。