Bottled In Cork

あなたは自分のすむ場所に満足していますか?


コペンハーゲンの住民は自分の街が大好きなようです。
コペンハーゲン議会の調査によると、
同市の住民で都市活動に参加することを幸せ、
あるいはとても幸せと答えた人の割合が89%だったということです。


「このような結果が出たことに非常に満足しています」
と同市の環境・技術の担当者は言います。
「ただまだ改善の余地はありそうです」
この調査では住民がより騒音が少なくなること、
緑地や公園、子どものための施設が増えることを望んでいることがわかっています。
コペンハーゲンの住民は外食を好むようで、
毎月2回以上カフェやレストランで食事をする人が81%、
1回も外食をしないと答えた人は僅か1%でした。


こうした結果は想定内である、と都市研究者は言います。
「昔の学生や貧しい人達はコペンハーゲンの郊外に住むことを好んでいました。
現在では多くの人がお金を持つようになり、新しい顧客となっています。
これは都市活動に大きな影響を与えています」
コペンハーゲンは今ベビーブームが起きており、
それが住民がより子ども向けの都市計画を望む理由のひとつといえます。
「それが市内のすべての遊び場を改修するだけでなく、新たな保育制度を検討している理由です」
と先程の市の担当者は話します。


この他にも緑地が増えれば、外で過ごす時間を増やしたいと答えた人も半数以上いました。
コペンハーゲンでは2025年にカーボンニュートラルを目指すべく、
同年まで10万本の植樹を計画しています。
その他にも都市環境を良くすべく、車の台数を減らす等の対策に乗り出しています」
と同市の環境・技術の担当者は言います。


もっと涼しい場所に住みたいです。

Bottled In Cork / Ted Leo and the Pharmacists 2010年