Samba do Avião
JALの経営破綻は北欧でも少しだけ取り上げられていましたが、
今回はスカンジナビア航空(SAS)の経営危機が伝えられています。
SASは一昨年に続く赤字で昨年は34億SEKの税引前損失を出しており、
約50億SEKの資金不足に陥ったため資金調達の手段として新株発行を行うようです。
デンマーク、ノルウェー、スウェーデンの各国は財政支援に乗り出し、
大量のSAS株を購入することで既に合意したようです。
他にも経費削減のために約40%の人員を削減するとも伝えられています。
フラッグ・キャリアが航空業界再編の波に呑まれているようです。
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↑とも関連するデンマークの観光客の減少について。
2009年に24時間以上同国に滞在した人の数は約1000万人とされ、
前年の1060万人から減少しスウェーデン(詳しくはこちら)とは対照的な結果になりました。
COP15の開催によって12月の滞在者は増加しましたが、
年間での観光客が減少に終わった理由として、
不況とホテル料金の高さが影響したと考えられています。
(3つ星ホテルでの1泊あたりの料金比較↓)
(コペンハーゲン:110EUR/ローマ:90EUR/プラハ:40EUR)
日本のサービスを海外で期待してはいけません。
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そのデンマークではコンビニエンスストア競争が加速しているようです。
国内スーパー最大手のCoopがコンビニ市場に参入すると発表しました。
既存のものより健康的で低価格のコンビニという概念で、
まずはコペンハーゲンの2店舗から開始するようです。
同業種のセブンイレブンはこの参入を歓迎しており、
関係者も国内コンビニ市場の発展に繋がるものだとしています。
