カブトムシ

今日はデンマークの話題を。

コペンハーゲンの中心部から南に位置するØrestedですが、
都市計画の専門家は将来ゲットー化すると警告しています。
現代建築によるショッピングモールやアパートが建ち並ぶこの地域は、
以前は家賃が高価格でも人気がありましたが、
現在では2万人の居住計画に対して5千人しか暮らしていません。


専門家はこの地域の問題点を、
「個々の建築物のデザインが強すぎて、景観として統一感がない。
またショッピングモールがあるために地域の生活感が欠けていて、
庭や公園といった準個人的な空間も不足している」
として速やかな対策が必要だとしています。


日本の都市計画はこれ如何に。
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貧あれば富があるわけで、
コペンハーゲンの北に位置するHørsholmに住む人は裕福だそうです。
統計によるとこの地域に住む人の可処分所得は51万3千DKKで、
全国平均の29万8千DKKやコペンハーゲンの22万7千を大きく上回っています。
また全国の男女所得を調査した統計では、
男性の所得が20万6千DKKなのに対して、
女性の所得は16万3千DKKという結果も出ています。


悩める大人の男女がそこにはあります。
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悩むのは大人だけではなく若者も同様で、
デンマークのSexlinienという会社が、
身体について18歳以下の若者1000人を対象に調査を行いました。
その結果、
約30%の人が自分の身体に不満を持っていて、
約12%の人が自分の身体を鏡で見るのも嫌いということが判明しました。

この結果について調査したSexlinienは、
「メディア(映画や音楽PV等)に登場する人々の身体を見て、
若者はそれぞれに理想の身体像を持つようになる。」としています。


そして身体に悩みを抱える人はどの部分が嫌いなのかを調べると(複数回答可)、

  • 43%:お腹/40%:体重/32%:髪/30%:身体のライン/30%:性器

それは何の影響という問いには、

  • 43%:友人/40%:恋人/28%:有名人/27%:雑誌

という回答結果がでました。
悩みの原因がこのような結果だったことについて会社側は、
「ポルノ産業による外観的影響が強い。」としています。


ため息が白く染めゆく若者を