POKKA

バンクーバーオリンピックが開幕しましたがフィンランドからは残念な話題が。
長野五輪で男子30kmクロスカントリースキーで優勝したMika Myllyläが、
現役時代の大半でEPOホルモンの使用が認められたと発表されました。


彼は1999年にオーストリアのRamsauで行われた世界選手権で、
10km・30km・50kmの三種目で優勝するなど輝かしい実績を残していました。
その一方でドーピングの噂が絶えず、
2001年の世界選手権ではドーピング違反が発覚して出場停止の処分を受け、
その後復帰するも成績は振るわずに2005年に引退しています。


競技者の大会ではなく科学者の大会、という一面が増してきているこのごろです。
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14日に行われたバイアスロン男子10kmスプリントで、
Emil Hegle Svendsen(NOR)が銀メダルを獲得しました。


バイアスロンは射撃とクロスカントリースキーの2つを合わせた競技です。
Svendsenはスキーでは最速タイムを出しましたが、
射撃の失敗(1発)によるペナルティ(罰走)で最終的には2位に終わりました。
大本命と見られていたOle Einar Bjørndalen(NOR)は、
射撃の不調(4発失敗)によって17位に終わりました。
優勝はVincent Jay(FRA)3位にはJakov Fak(HRV)が入っています。


北欧勢はスキー競技での活躍が見込めそうです。
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オランダで開催されたABN AMRO World Tennis Tournamentで
Robin Söderlingが優勝しATPツアー5勝目を挙げました。


Mikhail Youzhny(RUS)との決勝戦は序盤からお互いにミスを重ねる展開。
徐々にSöderlingが優位に立つと6-4で第一セットを奪取します。
その試合途中から足を気にしていたYouzhnyは、
0-2とされたところで棄権を申し出てSöderlingの優勝が決まりました。


全豪の初戦敗退の悔しさを早くも晴らしたかたちとなりました。