FM東京

未遂だけでは終わりませんでした。 thelocal.se他


Lars Vilks、彼は2007年スウェーデンの新聞に、
犬の身体をしたムハンマドの風刺画を掲載したことで知られています。
彼が火曜日の夜Uppsala大学で講演している最中、最前列に座っていた男に襲われました。
幸い彼は軽く壁に身体を打った程度で済み、
警護に当たっていた警察によって3人が逮捕されています。


彼は大学で「芸術と表現の自由について」という講義を行い、
ムハンマドを同性愛者として描いた映像を見せましたが、
その時に襲われたと目撃者は証言しています。
この講義を中止するよう求めた人は20人はいたとされ、
教室外でも反対のプラカードを持った人が集まっていました。
彼が警察に保護され避難した後、揉み合いとなり3名を逮捕、
翌日この3名は釈放されていますが、事件の調査は継続されています。


彼は事件後自身のサイトで
「芸術の限界と表現の自由について興味深い例」と表明しています。
水曜日の夜には彼のサイトはハッカーの被害にあい、
これからもハッキングを続けるという警告を受けています。


彼はその映像を示す前になんらかの提示をしたのでしょうか?
例えば、一部の人には好ましくないものをこれから見せますが
といったものを一言でも添えることが出来たなら、また違った結果が出たかもしれないのに。
ムハンマド風刺画問題のひとつに含まれていますが、
彼の問題はまた別の話だと私は考えています。
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デンマークでは彼がまた・・・。 cphpost.dk他


Kurt Westergaardは先日、
ドイツの公共放送ZDFのインタビューに応える予定でしたが、
その放送はカットされたようです。
ムハンマド風刺画問題を議題とした番組への出演でしたが、
ZDFの経営陣は「内容が適切ではなかった」としています。


Kurtは風刺画の中でも最も有名な作品、
爆弾を模したターバンを巻く男を描いた人物として知られています。
彼は自分はムハンマドは描いていないと主張していて、
今回の件も他と同様に、報道の自由が恐怖に屈したと述べています。


彼の作品を飾るギャラリーの関係者は、
Kurtは自分の現状を語るべきだったと述べています。
ZDFは取材に対して「彼の安全を確保できる保証がなかったし、
社員の危険性を考えてそうした」と中止の理由を明かしました。


どちらの場合も名前が売れた(売れてしまった?)わけで、
彼らの言動がまた問題を爆発させる日がくるかもしれません。
FM東京 / タイマーズ 1989年