一番偉い人へ

高福祉・高負担の国スウェーデンというイメージは・・ swedishwire.com


1976年、Astrid LindgrenはExpressen紙であるお話を発表します。
『Pomperipossa in Monismania』
スウェーデンの税金と社会体制を主題にした風刺作品で、
収入に対して102%の税金を納めるという内容のお話です。
これは世間に大きな議論と反響を与えることとなり、
同年に行われた選挙でSwedish Social Democratic Party(スウェーデン社会民主労働党)が
大敗するきっかけをつくったともいわれています。


スウェーデンは高税の国というイメージは世界的なものといえますが、
しかしそれはもう過去のことだと主張する人もいます。
近年この国では租税構造が大きく変化し法人事業税26.2%は他国と比較しても高くありません。
また個人資産税、贈与税、遺産税はすべて廃止されています。


スウェーデンは所得課税を除けばタックス・ヘイヴンだ、とある人は言います。
彼はより多くの国際的な企業をこの国に引きつけられるよう、
政府は長期的な税務対策を育むべきだと主張しています。


日本の法人税wikiによると28.1%だそうです。
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日本の総理大臣辞任はデンマークでどのように報じられたかお伝えします。


見出し:中身
「多くの批判を受けての辞任」 berlingske.dk
不人気な鳩山首相は一貫性に欠けた政治力と洋服のセンスを批判されていた。
街ではその辞任のニュースを伝える号外が配られた。


「日本の首相が辞任」 jp.dk
鳩山由紀夫首相は総理の座を降りることに。
去年8月に民主党が第一党になり誕生した政権だったが、
70%あった支持率も米軍基地移設問題等によって最近は20%まで減少していた。


「首相は辞任を余儀なくされた」 information.dk
ナイーブな鳩山首相は昨年の秋、米軍基地移設と政治主導を公約にしていた。
わずか数ヶ月での辞任は多くの政治的課題と経済対策に支障を来すことになる。


やはりトップの交代はニュースになるようですね。