face to face

欧州ではブルカ着用禁止の流れが広がっていますが hs.fi


ヘルシンキの西に位置するRaaseporiのある学校では、
ムスリムの生徒に対してスカーフ着用禁止令を通達しましたが、
同地域の教育委員会によって禁止令は無効の判断が下されました。
これはイラク人の父親が娘がスカーフを着用できないことに対して、
授業を出ることを拒否して抗議したことによります。


同学校の校長は、
目以外を覆うスカーフ類を禁止することは数年前に決定していたと言います。
全生徒の15%が移民で、15の異なる言語背景を持つ同学校では、
生徒間の外観上の違いを無くす意図があったとしています。


15%より更に少ない生徒を狙い撃ちしたわけですね。
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スカーフとヘッドスカーフの違いは何でしょうか。 thelocal.se


ストックホルムはヘッドスカーフを着用した女性を不当に解雇したとして、
調停の結果35000SEK(38万円)の支払いを命じられました。
これは2008年、女性が市が運営する清掃ビジネスの講義に出席した際に起きた問題です。
彼女はヘッドスカーフを着用していたところ、
仕事はないと告げられて次回から出席を取り消されました。


この日オンブズマンが出した結論では
「民族と宗教の多様性はスウェーデン労働市場の一部である」として、
「雇用主は宗教的差別を防ぐために法律を遵守する必要があり、
労働組合側はこういった問題をうまく解決できるような役割が求められる」
と述べています。


オンブズマンです。
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成長の限界を打破するための手段なのでしょうか。


Instituttet for Fremtidsforskning(デンマーク未来研究所)は、
競争力のある国際市場で独立性を維持するためには、
2018年までに少なくとも10万人の移民労働者を受け入れる必要があるという報告書をまとめました。


報告書によると、人口における若者層が高齢者よりも少ないのが問題とされていて、
それはドイツやスウェーデンにも該当するようです。
デンマークではエンジニアや科学技術者といった高い専門性を持った労働者が必要とされていて、
実際去年のそうした人で労働許可を得た人は3600人と大幅に上昇しています。


経済発展かそれとも・・・。