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今日は食文化に近いお話を。 avisen.dk


デンマークの若者層は会社に望む福利厚生のひとつに、
果物が無料で職場に提供されることを挙げているようです。
Årstiderneの調査によると18歳から29歳の42%の人がそれを希望しているようです。
現在国内の3000社あまりが職場で果物の提供をしています。


「ここ5年から10年の間に果物の売上量は増加していて、
特にバナナやリンゴなど簡単に食べられるものが人気です」
と関係者は言います。
企業にとっては果物は今やコーヒーと同じような扱いになっているとも言えます。


Hjerteforeningen(デンマーク心臓病財団)はこうした動きを歓迎していますが
「ただ、社員の健康を確保するには果物だけでは足りません。
就業時間中に運動の機会を提供することも望まれます」
と述べています。


パッションフルーツが食べたいです。
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コーヒーと肩を並べたと書きましたが・・。 cphpost.dk


デンマークの神聖化されている職場文化、コーヒーブレイク。
同僚と語らいながら一杯飲むというその文化が、
現在ではパソコンの画面とにらみ合いながら一息入れることに変化しています。


Nestléの調査によると、
仕事場でコーヒーを飲む84%の人が1人で一息入れているようです。
2008年の調査で同僚とのコーヒーブレイクを大事にしたいと答えた人は58%居ましたが、
現在では53%と少し減少してしまいました。


Roskilde大学の職場環境の専門家はこうした傾向を残念だとしています。
「コーヒーや紅茶を飲むかどうかは関係ありません。
様々な問題を解決するにはちょっとした休憩を取るということが大切です。
それは仕事効率に良い影響を与えている」と述べました。


仕事とはただ動き考え励むばかりなるものとしるべし