子どもを持つのに望ましい年齢とは?


Danmarks Statistik(デンマーク統計局)の統計によると、
母親の年齢が40歳以上で出産する人の数は1980年から5倍、1990年から3倍となっています。
40歳以上の妊婦の数は2000年には全体の新生児数の1.8%でしたが、
昨年は2076人で全体の3.3%となっています。


特に都市部であるコペンハーゲンとÅrhusに強い傾向が見られ、
母親の年齢が45歳以上の子どもの数は49人、50歳以上も5人いました。
「これは難しい問題です。
年齢が増すごとに妊娠の可能性が低くなるのとともに、
妊娠中毒や帝王切開の危険性が増えるからです。
ただ我々はこうした問題に対処すべく専門家や政治家と協議しています」
とHvidovre病院の産科専門医は言います。


多くの医師は大学の研究者と共に出産の高年齢化を研究しています。
ただ出産の高年齢化と低出生率はヨーロッパ各地で見られる問題で、
昨年イギリスで40歳以上で出産した人の数は27000人で、
1989年と比較すると3倍近く増加しています。


「最善の解決策があるとすれば若いうちに出産をすることで、
それを推奨するためになんらかの対策が必要でしょう。
人生設計を容易にするための安定や子どもを産むための環境作りが大切です」
とWiens Demografiske Institutの専門家は述べています。


家族というものの価値観の変化でしょうか?