I Want A Dog

Jリーグにはアジア枠が存在します。


今年からスウェーデンでは大学入学に関して新しいシステムが運用されています。
それは数学や言語学科等の特定の科目では、
スウェーデン国内の高等教育を受けた志願者を優先的に入学させるというものです。
外国で高等教育を受けたスウェーデン人には優先特権はありません。
このシステムでは外国からの志願者数に応じて彼らの入学枠が決められるため、
教育の専門家はいくつかのコースで外国人ははじき出されるだろうと警告します。


これは北欧の学生にも該当する問題です。
デンマーク人の女性は高校で最高点を持っていましたが、
Lund大学の日本語学科に通うという希望は叶いませんでした。
「私が審査や成績で判断されたことではないので、差別的な要素を感じてしまいます」
と彼女は言います。
彼女は同コースを志願した唯一の外国人で、入学枠が設けられることはありませんでした。
「北欧の学生はそれぞれの大学に入学できることになっているのに、
ここでは同じ条件が適用されないことがショックでした」


1995年に北欧では、自国以外の北欧で教育を受けた者に対して、
自国の学生と同じ条件で入学させる協定が結ばれています。
デンマークアイスランドの教育大臣はこの協定に反するとして、
スウェーデンに対してシステムを変更するよう要求しています。


これが大学にとってより有益になると判断したのでしょうか。
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命は命


デンマーク動物愛護団体Dyrenes Beskyttelseの調査によると、
同国のペットへの虐待件数が増加を続けていることがわかりました。
昨年デンマークで犬や猫、ウサギ等の動物を保護された数は2714件で、
2006年1122件から2倍以上増加していることになります。


「現在では多くの人が動物を飼える状況にありますが、彼らはその意味を教わっていません。
例えばウサギを飼うことになっても、
飼い主が飽きたり疲れたりしたらそのウサギは森の中で開放されます。
動物がおもちゃのような感覚で扱われているのです」
と同団体の職員は言います。


動物の保護件数は主に犬によく見られる傾向ですが、
人との接触がない小さなゲージで飼われたり、
拘束に近いかたちで飼われる猫や小鳥もまた増加傾向にあります。
こういった問題に対処すべくペットショップでは、
飼育方法に関する訓練を受けた人材を配置することが義務づけられました。


家族未満