Nique la Police

内閣支持率・新聞支持率・検察支持率・警察支持率・・


フィンランドでは警察を信用している人の数が年々増えていますが、
その一方で治安活動に対する苦情もまた増加しています。
8月に警察の信頼度をフィンランド人に調査したところ、
96%の人が非常に信頼している、もしくはかなり信頼できると答えています。
しかしこの調査が行われた同じ週、
議会オンブズマンに届けられた苦情の6件に1件は警察が関係することも判明しています。
警察内での犯罪行為疑惑は近年、フィンランド国内の話題となっています。
その影響もありフィンランド人の4人に1人は、
警察内で非倫理的な行動や破壊活動が行われていると感じているようです。


内務省長官は、市民がそういった活動を改善するよう求めている結果だと言います。
ただ彼女は苦情の増加に関しては心配していません。
「当然ですが、同じような問題に対する意見や苦情が多く寄せられれば、
我々は訓練や規律をより強化するよう求めていくつもりです」
警察幹部の男性は、
信頼性は公になった問題をどう処理するかで影響してくると考えています。
「警察が自分たちだけで問題を処理できなかったとしても、
検察官による取り調べを受けるよりも前に内部管理体制を国民に示す必要があります」


回答者の29%は、
警察が外国人に対してフィンランド人よりも厳しい態度をとっていると感じています。
2007年に同様の調査をしたときは40%でした。
これは警察がこの問題に対する姿勢が効果を見せているようにも見えます。
「それらは少なくあるべきだとは思いますが、
警察官が7900人、組織全体として1万人を超える規模ではいくつかの問題も起こり得ます」
内務省長官は述べています。


起こり得ると言えてしまう正直さをどう受け取りますか?
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デンマーク人の自転車の速度はとても速い。


デンマーク政府は通勤の手段として自転車の利用を推奨していて、
その政策のひとつとして自転車高速道路の建設を計画しているようです。
計画としては首都圏と大都市圏に層距離数100kmの道路を立てる予定で、
これによって自転車の利用者が現在より倍増すると見ています。


Dansk Cyklist Forbund(デンマーク自転車協会)の関係者はこう述べています。
「サイクリストもドライバーと同じようなことを感じているのです。
高速道路が欲しいし、赤信号で停止することが大嫌いなのです」
彼女はこの計画によって通勤に自転車を利用する人の数が
現在の総人口の3%から6%へと倍増すると見込んでいます。


そのうち自転車にも免許とかいう話になるのでしょうか。
Nique la Police / Cut Killer 1995年