Right Through You

ドバイはアメリカではなく、ヨーロッパでもありません。


11月末にUAEのドバイで開催されたThe PGA European Tour(EPGA,欧州男子ゴルフツアー)最終戦
Dubai World Championship(パー72)ではスウェーデン出身のRobert Karlssonが優勝しました。
これは今年1月に行われたコマーシャルバンクカタール・マスターズに続く今季2勝目で、
EPGA通算では11勝目となりました。
また今季の獲得賞金ランキングでは6位にまで順位を上げています。


EPGAツアーの今季賞金獲得金額上位60名までが出場できるこの大会。
Karlssonは初日65で首位スタートという好発進を見せましたが、
2日目は75と乱れ順位を12位まで落とします。
その後3・4日目に持ち直し、4日目の最終ホールでバーディーを奪い
首位のIan Poulter(ENG)と並んでプレーオフへ突入します。
プレーオフは18番パー4で行われた2H目、Poulterがダブルボギーを叩く一方で、
Karlssonはしっかりとパーを守り勝利を手にしました。


彼はこの日のプレーを振り返り「本当に奇妙な一日だった。
最初の3Hでバーディー2つにイーグルを取るまでは追いつけないと思っていたから」と言います。
「その次にボギーを叩いたからやっぱり無理だと思ったけれど、
それでも優勝という結果が出るのは、やっぱりゴルフなんだね」
「本当に優勝できるとは思っていなかった。
今大会には世界ランキング1位と3位が参戦していたから勝つこと難しいようにも思えた。
でも素晴らしい戦いが出来て、そして勝てたことは素晴らしいことだね」


男子にしても女子にしても、世界各国の選手が各地を転戦しているのだから、
世界ツアーに改名したらいいのに。
それほど世界に浸透しているかは別ですが。
Right Through You / Alanis Morissette 1995年