La fin des vacances

休日の坩堝 epn.dk


日本でいうところの団塊世代
その世代にあたるデンマーク人がお別れ会を開いているとき、
移民背景を持つ若者は初めての仕事を祝う会を開いています。
デンマークの移民労働者は全体の11%を占めていることが
Danmarks Statistik(デンマーク統計局)の調べでわかっています。


統計局の予測では2030年には労働者の6人に1人は移民系になるとしています。
「これは福祉社会を補う素敵なビタミンとなるでしょう」
とAarhus大学で人口開発の研究をしている教授は言います。
人口が増え続けているだけに高齢者を補助するのは容易になるとのことです。


「労働者が多用になれば契約も見直す必要があります」
とFagligt Fælles Forbundの副社長は言います。
多くの習慣と同じように、契約もまたキリスト教における祝日を休日としています。
将来的にはヒンドゥー教イスラームの習慣上の休日を認める必要が出てくるとされています。


多くの事柄がそれの影響ですからね。
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苦節18年。


コペンハーゲン市議会はAmager地区の新都市計画の一環としてモスクを建設を、
45対3の圧倒的賛成多数で承認しました。
建設案によればこのモスクはモダンなデザインとなるようです。


市の担当者はモスクの承認はデンマークの信教の自由と合致したものであると言います。
ムスリムコペンハーゲンに5万人以上居るとされ、これは2番目の規模を誇ります。
その人達のためにもモスクは絶対必要です」
モスクの建設案は1992年の段階で持ち上がっていましたが、
その後計画は進まずに今日に至っています。


わざわざ信教の自由なんて言葉を持ち出すところがどこかの国の影響を感じさせます。
La fin des vacances / Mina 2009年