Finlandia

これも未発売ですね。


フィンランド国内で最も栄誉ある文学賞といわれるFinlandia-palkinto。
昨年はMikko Rimminenの『Nenäpäivä』が選出されました。
「Nenäpäiväは根本的な否定が暗闇のなかで光へと変化する過程が良く書かれています」
選考委員を務める評論家はこう述べています。
賞金として3万EUR(336万円)が贈呈されますが、
Rimminenはそれよりも評論家の発言が嬉しかったようです。
「とても嬉しい。この作品には誰も独りではないという思いが含まれています」


彼は2000年に詩集を発表することからこの世界へと足を踏み出しました。
2004年と2007年に発表した小説で一躍脚光を浴びることに成功した彼ですが、
時々まともな仕事の夢を見るようです。
「小説を書くよりもタクシードライバーの方が現実的な仕事といえます。
心と身体をひとつにするために自分という存在をひとつにする必要はない」


つまりは妄想ですかね。
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H&Mだけじゃない。 sverigesradio.se


Stockholm Fashion Weekが市内のBernsを中心に4日間開催され
『Whyred』『Acne』『Dagmar』『Hope』といった国内の32のブランドが参加しました。
昨年スウェーデンから輸出された衣料品の規模は110億SEK(1320億円)相当と業界は活気に満ちていますが、
この国のファッションへの世界からの関心は高いとはいえません。


スウェーデンファッション組合の代表者は、
成功物語は多くの要素によって後退しているけれど、
スウェーデンデザインの服は着心地がよいという点は重要な鍵となるとしています。
「高品質で手ごろな価格で販売されているため、人々がこれを買い求めているのです。
我々の市場はノルウェーデンマーク、ドイツといった周辺国だけでなく、
アメリカやアジアでも拡大を続けています」


今回秋/冬の新作を発表したThe Local Firm、
その共同設立者は服に対する考えと今後の計画について話しています。
「私たちはいつも、服を着たときの感情について話しています。
アバンギャルドと感じるか、あるいはセクシー、魅力的というように。
私たちは特定の年齢層を意識するのではなく、特定の精神状態を意識しています。
東京やニューヨークで展開できるようパートナーを探しているところです」


パリなどと比較した場合、より現実的ファッションという印象があります。
写真や動画はこちらmercedesbenzfashionweek.seで見ることが出来ます。
Finlandia / Jean Sibelius 1899年