La pirilacha

壁が存在するかのようです。


テニスの4大大会のひとつであるLe Tournoi de Roland-Garros(全仏オープン)は、
昨日で全日程を終了しました。
北欧勢の成績をお伝えします。

男子
世界ランキング:名前(国籍) 成績
50位:Jarkko Nieminen(FIN) 初戦敗退
5位:Robin Söderling(SWE) 準々決勝
女子
世界ランキング:名前(国籍) 成績
70位:Sofia Arvidsson(SWE) 初戦敗退
64位:Johanna Larsson(SWE) 2回戦敗退
1位:Caroline Wozniacki(DEN) 3回戦敗退


Wozniackiは2回戦で似た姓の同162位Aleksandra Wozniak(CAN)をストレートで下し
順調な勝ち上がりをしたように見えました。
しかし3回戦の相手同29位のDaniela Hantuchova(SLO)に1-6,3-6であっけなく敗れます。
「これがスポーツです。
私たちが今どんなプレーをしているか、世界の人達はあまり気にしていません。
たったひとりの優勝者の存在をみんな理解するのです。
その間に127人が敗れていることになりますが、今年の私はその一人だったということです」


この敗戦後テニス解説者で元世界ランキング1位のMats Wilander(SWE)は、
彼女についてこう語っています。
「世界ランキングのシステムが間違っているのかどうかはわからないけれど、
彼女は世界最高の選手と呼ぶには相応しくないと思う。
最も安定した選手と呼ぶべきです」
ただその実力は評価しているようです。
「彼女がグランドスラムを制するのが今年なのか、
あるいは来年かはいえないけれど1度は優勝できるはずです。
その点については心配していない」


Söderlingは2年連続準優勝と相性の良い全仏でグランドスラム初優勝が期待されていました。
しかし準々決勝で同1位Rafael Nadal(ESP)に6-4, 6-1, 7-6で敗れています。
一昨年この大会でNadalに勝利した際には高い評価を受けたSöderlingですが、
その後はビッグサーバーからの脱却が出来ない状態で、
グランドスラムや上位陣には勝てずに世界ランキングでも横這いが続いています。


Söderlingは幅が少ないですからね。
La pirilacha / Los Picantes 2007年