Mentiras
デンマークの首都コペンハーゲンはこのまま人口が増加し続けると、
拡張整備について深刻な問題に直面すると見られています。
現在のコペンハーゲンは地方からの移入によって毎月1000人以上人口を増やしています。
来年までには居住者の数が15万人増加すると予想されていますが、
建設可能な土地が既にほぼ埋まっている状態にあるため、
今後はより狭い部屋が建設されるようです。
「現在この地域には、今後20年間分の開発地域が確保されています。
しかしよく検討してみると、実際の空間は十分だとはいえません」
とある会社の建築家は言います。
この会社は将来の拡張整備問題について解決策をいくつか提案しています。
一つ目は、既存のものを有効活用していくというものです。
「例えば屋根裏を利用したり、ハウスボードを開放するという方法です。
しかしこれらは家賃の割りには大きさが十分とはいえません」
「そこで我々としてはØresundを開発することを提案しています。
トンネルを通すことで都心部の交通渋滞が緩和されます。
またコペンハーゲンは、海面が上昇した場合には沿岸保護が必要なることも理由のひとつです」
将来的には西ヨーロッパ諸国全体が同様の問題に直面すると彼は考えています。
「将来については予測を立てておく必要があります。
コペンハーゲンでは大幅に人口が増加すると考えられています」
そういって彼は、この問題に対する議論を高めていく必要があるとしています。
ヘルシンキのように地下行きますか？
Mentiras / Tote King 2006年
