最後の晩餐

600g食べよう。 alive.dk


FDB Analyseが1007人のデンマーク人を対象に行った調査では、
ほとんどの人が国のキャンペーンである〈6 om dagen〉を知っていました。
しかし3人に1人はその意味を6つのフルーツと誤認していました。
〈6 om dagen〉とは1日に600gの野菜と果物を食べることを呼びかけているもので、
この事実を理解している人は40%に過ぎませんでした。
間違えた人の多くは男性で、
彼らは1日に6種類の果物を食べなければならないと考えているようです。


Fødevarestyrelsen(食品管理局)の運動は人々に誤解を与えていることがわかります。
「果物を摂取することは比較的簡単ですが、野菜はそうではありません。
ですからこれからは野菜に焦点を当てる必要があるでしょう。
家を出る間にもバナナやリンゴは食べることが出来ますが、
ブロッコリーやネギを生で食べることは出来ません。
忙しい生活の中では料理をすることは後回しにされているのです」
と同局の栄養士は言います。


市民は果物を摂ることで栄養分を間に合わそうとしていますが、
それは効果的ではないようです。
「ビタミンやミネラルといった多用な栄養素を身体に補うためには、
色々な果物や野菜を食べることが重要です。
果物には果糖が多く含まれているためカロリーが高いです」
この調査では、
多くの人が600gの野菜のなかにジャガイモやドライフルーツを含めていることもわかっています。
「ジャガイモやパンといった主食はこのなかには含まれていません。
ドライフルーツも生の果物に比べてカロリーが高いために含まれません」


ドライフルーツを省かれると絶対無理。
最後の晩餐 / GO!GO!7188 2010年