TOKIO
裏ばかりに目を取られると、 24.dk
ここはデンマークのスーパー。
売られている冷凍ミックス野菜を手に取り裏を見てみましょう。
〔にんじん、もやし、赤・緑・黄ピーマンはEU産。
たけのこ、えんどう豆、ベビーコーン、ネギは中国産〕
とそこには書かれています。
デンマークでは冷凍品に関する原産国表記は免除されています。
これは消費者の知る権利に答えていない、と食品科学技術博士は批判します。
「この商品の考えは素晴らしいです。
食べ物がどこから来たものなのか、示すことは大事なことです」
スーパーが実施している生産地表示も不十分だと彼女はいいます。
「食べ物がどこから来たものなのかを表示するだけでなく、
どういう過程を得て商品になったのかを説明する必要があります。
ラベルには生産地と加工地を表記すべきです」
あるスーパーの品質責任者は、
冷凍品が生鮮野菜や果物と比較してリスクがある食べ物だとは考えていません。
「加工された果物、例えばスムージーやジュースのほとんどは外国から輸入されたものです。
我々は加工野菜と生鮮野菜の違いを研究していますが、
加工品はブランチングや殺菌処理を行っているため、
生鮮食品と比べて健康的なリスクは小さなものです」
