Pinkys sang

山田太郎。 jp.dk


2005年以降デンマークではから毎日9つの新しい名前が誕生しています。
デンマークでは2006年にNavnelovenが施行され名前を自由に付けられるようになりました。
2005年地点では名前の種類は6992種類でしたが、2011年25038種類と約4倍に増えています。
以前には認められなかったような外国の名前が使用される事が多いため、
新しい名前の大半はアジアやアラブ系の名前です。
名前を付けるが容易になったことでKnirkeやFjolla、
Jazzといった一風変わった名を持つ子どもも誕生しています。


「現在ではそれぞれ個性的であったり、特殊であったりと、特別な名前を持つ人が多くいます。
名前が髪型や衣服、乗用車のように選択可能な個々のブランドに成りつつあるようです。
人々は自分の子どもに好きな名前を付けることが出来るのです。
この傾向はこれからも続くと思われるので注目していきたい」
と大学の研究者は話します。


ただ一時的な流行や思いつきで名前付けることは危険である、
育児支援団体の会長はいいます。
「親が名前を考えるときには、それが子どものためであることを熟慮すべきです。
例えば、子どもは目立つような名前を望んでいないかもしれません。
他にも、名前を理由にいじめを受けることもあるでしょうし、
成長してからも名前の意味やスペルを説明し続けなければならないかもしれません。
親にとってかけがえのない存在である子に特別な名前を付けることは悪いことではないけれど、
それだけの理由で特殊な名前が必要なのかどうか、よくよく考えることが大切です」。


山田次郎長助六寿司太郎。

Pinkys sang / Kaptein Sabeltann 1990年