You Go To My Head

ダメですよ。


Centralförbundet för alkohol- och narkotikaupplysning(CAN)の報告によると、
喫煙や麻薬を経験したことがあるスウェーデンの学生の数が減少しているということです。
2011年の調査では、この1年間に飲酒をしたと答えた9年生の男子学生の割合は55%でした。
これはCANがこの調査を開始した1971年以降最低水準の数字であり、
2001年に記録した77%からも大幅な減少が確認できます。


「減少傾向は他の北欧諸国でも、またアメリカでも確認されています。
これは国際的な傾向といえます」とCANの会長は言います。
女子学生のアルコール消費量も減少傾向にありますが、
依然として男子よりも早い時期に飲酒経験をする人が多くいます。
学生の飲酒への関心が低下した理由について会長は、
ゲームをする人が増えたことが関連していると見ています。
「座りながらゲームをするのはたいていの場合は男子学生であり、
それがひとつの要因となっている可能性もあります」


またUngdomens Nykterhetsförbund(UNF)の会員数が増加しているように、
若者自身が飲酒するか否かを選択する人が増えているともいえます。
「お酒を浴びるように飲む両親にはうんざりだ、と新会員は口々に言っています。
これは悲しい出来事です。
そして、大人の世界に抗議をする手段として禁酒をしている人もいます」
とIOGT-NTOの会長は話します。


お酒は20歳になってから。

You Go To My Head / Billie Holiday 1952年