鳩になりたい

服を意識する瞬間ってありますよね。 tv2.no


学校に行くのに相応しい恰好とはどんなものでしょうか?
ノルウェーの小学校新入生を例に見てみましょう。
5歳のChristofferは他の子と同じように入学を楽しみしています。
「算数が楽しみ。算数は本当に面白いよ。でも宿題はやだな」
と彼は話します。


入学前に買い揃えるものは色々あります。
筆箱にバック、お弁当箱に水筒、そしておそらく新しい洋服も必要でしょう。
そこで学校に最低限必要なものを異なる価格帯で類似している2組揃え、
どれほどの差があるものかを比較することにしました。
集めた物の価格は必ずしも最高値・最安値ではなく、また品質は問いません。


冒頭に登場したChristofferくんは通学する恰好に
およそ1000NOK(1万3500円)が掛けられていることが判りました。
「彼はどんな風に見られるかを気にしていました。
初登校は晴れ舞台ですから」とChristofferの母親は言います。
彼の恰好を参考に買い揃えると
最大2311NOK(3万1千円)の差が生まれることが調査では判りました。
洋服ではHennes & MauritzとCubusは価格が抑えられていますが、
New Zealand AucklandとDieselでは反対の結果となります。
母親は「学校に楽しく行けるためにも息子はもっと洋服に気を掛けるべきね。
もっとクールでスタイリッシュでないと」
と言って新しい服を探しているところだと説明します。


Christofferくんには始めに高価な恰好を、次に安価な恰好をしてもらいました。
「遠くから見るとわからないけれど、近くで見るとはっきりとした違いがあります。
特にシャツのボタンとしわの部分に。ズボンは大丈夫ね」と母親は言います。
最も高価な恰好をした場合には3434NOK(4万6千円)が掛かりました。
「買い物に行く時は彼が気に入った物、似合う物であるかで判断してます」。
彼はいつも手ごろな価格の服で過ごしていますが、
母親は気に入った物があれば高価な物であっても買う用意があるようです。
それではChristofferくんにどちらの恰好が気に入ったのか尋ねてみましょう。
「最初の!あれはクールだったよ」。


私の場合は小5でしょうか。
鳩になりたい / aiko 2002年