めざめ

あなたが口にする寿司は本物の寿司ですか?


Danish(デニッシュ)その名の通りデンマークのパンを意味しています。
(国内ではどうやらWienerbrødと呼ばれているようです。)
実際口にするその多くはスウェーデンあるいはドイツの小麦を原料としていて、
今後数年以内に純国産のものは食べられなくなる、という報告が出ました。


政府が打ち出した環境規制が他国に比べ厳しいために、
小麦を生産する農家が利益を出せないことが原因です。
デンマークでは数年前までパンに使用する小麦の70%が国内産でしたが
現在では反対に70%を輸入している状態にあります。


規制によって肥料不足になった国産小麦の品質も変化しているようで、
タンパク質含有量が低いためにパンとしての膨らみも足りず、
その結果として業者は味を守るために輸入小麦を選択しています。


小麦を他国から輸入する際に石油が大量に使用されるため、
環境規制は意味を成していないと批判も一部では出ています。
十分な肥料を許可し補助金を与えることが国産小麦の復権に繋がるとしています。


北欧のパン(フィンランドアイスランド以外)は、
一般的なパンに比べて甘い印象があります。
____________________________________________
違いがわかる男とは何か。


一日の始まりにコーヒーは最適と広告で謳われているように、
その香りは適度な興奮を寝起きの身体に与えます。
そうした機能的な面はもちろんですが、
やはりコーヒーは味も重要になります。


しかしデンマーク人は習慣としてコーヒーを飲むことが多いようで、
多くの人は新しい味を探そうとはしません。
53%の人は同一のブランドを購入し続け、
28%の人は価格の安さで選び味やブランドには関心がありません。
常に良い物を探す人は19%に止まります。


現在コーヒー栽培で生計を立てている人は世界で1億2000万人いるとされていますが、
その大半が大企業に利益のほとんどを奪われいる状態にあります。
もし安さでコーヒーを選択している消費者がこのことに気づけば、
農家も正当な報酬を得ることが出来ます。


その苦みはコーヒーの苦みにあらず。