シャンデリア

ちりも積もれば山となる。


EUが家庭や公的機関から出されるゴミの量を調査したところ、
デンマークが802kgで2年連続で1位となりました。
この数字は2位キプロスの770kgやEUの平均524kgを大幅に上回っています。


専門家は「悲しい結果です。政治的対応が必要」としています。
デンマークで出されるゴミの54%は焼却処分、5%は埋め立てられています。
しかしただ捨てているわけではなく、
ゴミの24%を再利用、18%堆肥として利用しています。


ゴミ処理効率で統計を見たときには42%という数字はドイツ、オーストリアスウェーデン
ルクセンブルク、ベルギー、そしてオランダの次に該当します。
ドイツではゴミの65%が再利用あるいは堆肥として利用されています。
ゴミの量が最も少ないのはチェコで306kgですが、
再利用されているのはわずか4%という結果でした。


キプロスが意外な印象を受けますが何故なんでしょうか?
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今年の寒波による影響は如何ほどか?


3月の始まりには春の気配が漂うスウェーデンですが、
今年は陸には雪が積もり、海上ではフェリーの運航が乱れました。
海運業界は以前から指摘されていた無理な運航と
砕氷船などによる氷への対応不足が露呈した形となりました。


そんななか厳しい冬を勝ち抜けた業者もいて、
スポーツ用品店ではスキー道具と耐寒服の売り上げが好調で、
厚いコートやブーツは売り切れになるほどでした。
またタクシー会社も空前の数字を叩き出したようです。


タクシー代を払う人が増えたように家庭の出費はかさみ、
1家庭当たりの1月の電気料金は12月分より2万4000円高いという結果。
国はこれまでに除雪に156億円を費やしていますが、
今後も鉄道の補修に費用が膨らむことは確実です。


タクシー業者も大変ですね。
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野生の鹿・猿・アライグマ・蛇・おそらく猪も見たことがあります。


デンマークのBøjden近くで東屋にコウノトリが居たのを目撃しました。
発見した教師によると屋根で羽を休めていたようです。
20世紀にデンマークではコウノトリが好む湿原や沼沢地から水を排出したため、
1900年に4000組いた数は1991年には9羽と激減していました。
愛好家によると前回コウノトリが目撃されたのは2004年だということです。


淘汰も繁殖も許されない自然界がそこにはあります。