I Won't Last A Day Without You
語学力は武器です。 hs.fi
フィンランドの Elinkeinoelämän Keskusliitto(EK,経営者団体)は、
企業の職場における語学力への要求が多様なものになっているとして、
学校に対して言語授業の選択肢を拡大することを望んでいます。
現在フィンランドの公用語はフィンランド語とスウェーデン語ですが、
第2言語については選択の自由が与えられるべきだとしています。
学校で外国語の授業を増やすことは教員の確保はもちろん、
就学前教育での文化や言語の追加、語学学校との連携やITの整備等を強化する必要があります。
「外国語はできるだけ早い段階で始めるべきでしょう。
生徒が学びたい言語を選択することはモチベーションにもなり重要なことです」
とEKの幹部は語ります。
EKの報告によると、
英語力が雇用における評価基準としての重要性が高まったとしています。
2005年では80%の会社が英語力を望んでいて、昨年は88%に上りました。
反対にスウェーデン語力を希望する会社は65%から50%に減っています。
他の言語に目を移すとロシア語の重要性がドイツ語を上回る程高まっていて、
特に建設業でその知識を評価する傾向にあります。
また新採用の審査の際にはエストニア語・フランス語・イタリア語、
中国語等の語学力を有しているかどうかが採用基準のひとつになっているようです。
幸せになるためのイタリア語講座
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言葉は生(なま・いき)ものです。
伝統的にオスロの東側と西側では話す言葉が違う(方言)と考えられていました。
それは主に東側に暮らす人々は労働者階級で、
西側の人達はブルジョアであることが要因とされていましたが、
ここ20年の間に東側も発展したためにその違いが薄まったと見られています。
例をあげるなら、英語の「how」をノルウェー語に置き換えると、
東側の人は「assen=発音はoh-sen」、西側では「hvordan=発音はvoor-dahn」
という具合でそれぞれの言葉を持っていました。
しかしそれも変化しているようです。
「オスロが発展する過程でこの国は移民を多く受け入れてきて、
スウェーデンをを含めた多くの国から人々がこの場所に集まりました」
とオスロ大学の言語研究者は言います。
「昔の人は、住んでいた場所で人同士の交流を図っていましたが、
現代のオスロに暮らす人は、趣味や仕事の関係で都市内のあらゆる場所を移動しています」
言語研究者と新聞社が合同でオスロ居住者に言葉に関する調査をしたところ、
55%の人が東西の言葉が混ざり合ったオスロ語を話し、
29%が西寄りで15%が東寄りの言葉を使用しているようです。
言語の多様性とは何か?