Kegle

日本ではどうでしょうか。 rejseliv.dk


昨年デンマークではIOC総会やCOP15などの国際的なイベントがいくつも開催され、
多くの外国人報道関係者がこの国を訪れてはその様子を伝えていました。
特にCOP15は環境都市デンマークのイメージ強化に繋がったといえます。
VisitDenmarkの調査によると昨年1年間で300人以上のメディア関係者がこの国を訪れ、
17ヶ国で1200の記事と70のテレビ番組でデンマークの様子が報道されたとしています。


また外国メディアがこの国をどのように報道しているのかも調査しています。
例えば文化的にも地理的にも遠い国である中国では、
デンマークはバドミントンやHans Christian Andersenの国として認識されていますが、
現在では環境意識の高い国として注目されています。


隣国スウェーデンではキャンプやサイクリングといった休日の過ごし方を提案しているように、
メディア関係者の心を惹きつけるものはひとつではありません。
フランスではデンマークデザインを特集する雑誌が多くあります。
それはイタリアでも人気がありますが、それ以上にデンマーク料理への興味が高く、
特にカキを使用した料理に高い関心を示しています。
レストランNomaが国際的な評価を受けたことでデンマーク料理が注目を集める結果となり、
カナダではデンマーク料理の番組が放送されるほどです。


もちろん世界で報道されるすべてが良い印象のものではありません。
例えばYoutubeで幼児の父親探しをする女性の様子が各媒体で伝えられるなど、
報道の2%は負の印象を与えるものでした。
それは特にアメリカとスウェーデンでよく見られました。


北欧の国が報道されることは年に数回あるかどうか(サンタ・サウナ大会等)で、
特集ともなれば1回あれば良いほうでしょうね。
まあ北欧で日本が報道されることもほとんどないでしょうけどね。