恋のバカンス

観光地でイライラするのはもったいない。 rejser.guide.dk


Hotels.comが1155人のデンマーク人に休暇と子どもの関係を調査したところ、
3分の2の人が休み中に他人の子どもに対してイライラすることがあると答えました。
特に飛行機内や宿泊施設内で子ども達が自由に動き回っているときにそう感じるようです。
47%の人が機内で苛立つことがあると答え、
ホテルで騒がしい子どもを見るとイライラすると答えた人は40%でした。
25%の人は子ども連れの客がいないホテルを希望するとしています。


傾向としては個人客と子どもの居ないカップルに子どもに対する否定的な感情が強く、
特に子どもの居ないカップルの4分の3はそうした考えを持っています。
子どもの居る家族でそう思う人は30%となっています。
また同じ調査では子どもの行動が休日の選択に制限を持たすこともわかりました。
自分の子どもが周囲の迷惑にならないか気を配っていると答えた親は61%でした。


あなたもわたしもみんなこどもでした。
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本物は意外と小さくて、ぽつんと置かれています。


今年デンマークに行かれた方はがっかりした人も多いことでしょう。
デンマークの観光名所である人魚姫像は
中国の上海で開催されている万博に借り出されているために、
それを知らない観光客は元の場所に設置されたモニタで万博の様子を眺めることしか出来ませんでした。


その代わりというべきか、TivoliやNyhavnでは変わった芸術活動が行われました。
その名も500 Mermaids。
人が人魚姫像と同じような台の上に15分ごとに交代で乗り、
その上で各好きなポーズをとって写真撮影やウェブ上でも公開するというものです。
「何か印象的なパフォーマンスをしようというのがきっかけでした」
とこの計画に関わった芸術家は言います。
「一般的な会社員がアクションしたり本を朗読したりという、
いわゆるスピーカーズ・コーナーになると予測していました。
実際にはそこでポーズをとるだけの人が多かった」


普段は近所の人に家の装飾や自身の衣服が冷ややかに見られているという男性は、
この日は出身地であるブラジルを意識した派手な海賊の衣装でポーズを決め、
通りかかった観光客やカメラマンの注目を集めていました。
Midtsjællandから来たデンマーク人の夫はインドネシア出身の妻にこの権利をプレゼント、
ふたりの結婚記念日を石の上で祝いました。
「長い時間、石の上で同じ姿勢をとることは難しい。本当にきつい」
と彼女は恥ずかしそうに微笑みながら流暢なアメリカ英語で答えました。
ウェブ上で参加者を募ったところ予約した人の多くは観光客で、
パリ・ストックホルムマドリッドなどからはるばる参加したようです。


企画はもう終了していますが、興味のある方はこちらで写真が見られます。
石の上にも15分。