L'emballage d'origine

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Naturvårdsverket(スウェーデン環境保護庁)と廃棄物回収の業界団体Avfall Sverige
の合同調査によると、スウェーデン人の80%がゴミを減らす為に何か取り組みをしているようです。
これは1998年の調査時と比較して30%増加しています。
専門家の話によると、
ものが壊れた場合には購入ではなく修理を選ぶ人が増え、
何かものを買うにしても長持ちする製品を選択しているようです。


改善は商業部門にも反映されています。
Malmöにあるスーパーマーケットは期限切れ食品の廃棄量を40%減らすことに成功しました。
これは年間35万USDを節約したことになります。


ヒントは↓にあるかも。
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その食事はあなたの身体に、そして地球に健康的ですか?


Fødevareministeriet(デンマーク食料農漁業省)の報告では、
EU温室効果ガスの31%が食品の生産と消費の際に排出されています。
こういった事実にも関わらず、
食べ物がどういった過程を経て消費者の手に届いたのかという点を多くの人は重要視していません。
生活評論家は、人々はもっと環境に配慮した生活が送れるはずだと指摘します。
「多くの人がそれほど料理の技術が高くありません。
どうしたら環境に優しい調理が出来るのかを知らないのです」


食料農漁業省は今年、どのような調理が高エネルギーなのかを提示し
環境に優しい調理の仕方も紹介しています。
それは、地域で収穫されたものや季節に応じた食材を使用した料理だということです。
ただ生活評論家の彼女は、
それを実行しようにも知識が欠けているために多くの問題が生まれるといいます。
「現代人は台所に立つ時間さえ惜しんでいます。
他のことを差し置いて夕食を準備しようとすれば周囲に迷惑がられるでしょう。
だから可能な限り簡単で素早い料理を食べているのですが、
そういったものの多くはエネルギー効率の悪い料理です」


食料農漁業省の情報コンサルタントは、気候変動問題に関する市民の2つの過ちを指摘します。
ひとつは食材を必要以上に買いすぎていること、
そしてもうひとつは大量の食品廃棄物を出していることです。
「地球の環境が危機に瀕している時に私たちが台所で出来ることは何か。
それは包装と食糧の廃棄物を減らすことです」


小さなことからコツコツと。
L'emballage d'origine / Karimouche 2010年