Too Marvelous For Words

ぽんぽん、わんわん。


Aarhus市は区域内にある保育所の日常生活から、
幼児が使用する面白い言葉を集めた辞書を公開しました。
本は子どもの言語世界を楽しさと思いやりのある洞察力で表現しています。
ただ、大人が必要以上に子どもに対して幼児語することは、
読み書き等の言語的成長を遅らせる可能性があるとして注意を呼びかけています。


辞書を発表した編集者は序文で、
子どもに正しい言葉を教えることの重要性を強調しています。
「子どもの一風変わった言葉は魅力的ではあるが、
私たちは会話を通して子どもに適切な発音を学ばせることを忘れてはいけません。
例えば愛を意味する"elsker"を"elser"としてしまうように、
読み書きに負の影響を及ぼす可能性があります」


編集者の指摘にSyddansk大学の言語コミュニケーション学科准教授は同意します。
「研究結果では、
両親の言葉が子どもの言語能力に大きな影響を持っていることが確認されています。
でも人は猿の子でもない限りそんなことはないと考えています。
子どもの言語能力を高める為に親が出来ることは、毎日会話をすることです。
仕事の後や夕食の席でその日起きたことを語り合うことです」


幼児語デンマーク語=意味
barbejd=arbejde=仕事
Basgetti=spaghetti=スパゲッティ
辞書にしてしまうところが真面目ですね。

Too Marvelous For Words / Frank Sinatra 1956年